BISFed 2018 ISE BOCCIA REGIONAL OPEN の見どころ

世界ランキングポイントを賭けた真剣勝負を
日本で、間近で観られる初の機会!

 

ランキング1位の韓国、香港も参戦!
世界レベルの巧さ、強さを堪能しましょう!

BC3ペア世界ランキング1位の韓国、BC3ペア5位のオーストラリア、BC3ペア10位・BC4ペア1位の香港が参戦する今大会。圧倒的な投球精度の高さ、勝負どころで圧巻の投球を決め、試合の流れを引き寄せる勝負強さ・・・世界最高レベルのボッチャのスゴさ、おもしろさを体感しましょう。

■団体戦世界ランキング上位国・地域

BC1/2チーム BC3ペア BC4ペア
日本◆2位  韓国◆1位  香港◆1位 
香港◆14位  オーストラリア◆5位  日本◆14位 
マレーシア◆20位  香港◆10位   
  日本◆17位  

 

今大会最上位のランキング2位!
火ノ玉JAPANチームの活躍に注目!

もちろん世界ランキング2位──今大会出場チームの中で最上位であるわが火ノ玉JAPANのBC1/2チームの戦いぶりも世界レベル。チーム戦の相手は14位の香港、20位のマレーシアと、ランキング的には下位となりますが、リオパラ銀メダルに驕らず、油断せず、そのランキングにふさわしい戦いを見せるか? 注目&応援しましょう。

火ノ玉JAPAN BC1 中村拓海選手 火ノ玉JAPAN BC2 蛯沢文子選手 火ノ玉JAPAN BC2 杉村英孝選手 火ノ玉JAPAN BC2 廣瀬隆喜選手
中村拓海
個人◆BC1
団体◆BC1/2チーム
世界R◆20位
第19回◆2位
BFR◆1位
蛯沢文子
個人◆BC2
団体◆BC1/2チーム
世界R◆55位
第19回◆1位
BFR◆14位
杉村英孝
個人◆BC2
団体◆BC1/2チーム
世界R◆8位
第19回◆1位
BFR◆1位
廣瀬隆喜
個人◆BC2
団体◆BC1/2チーム
世界R◆14位
第19回◆2位
BFR◆2位
※個人=個人戦クラス、団体=団体戦カテゴリー、世界R=世界ランキング順位、第19回=第19回日本選手権順位、BFR=ボッチャファンランキング2017-2018順位 ※蛯沢文子選手の第19回はBC1クラスでの順位

 

BC3は高い次元で実力拮抗!
日本選手の躍進に期待!

2020東京を見据えた次世代選手ペアなれど、やはり実力的には抜きん出ている世界ランキング1位の韓国を筆頭に、ベストメンバーで参戦する5位のオーストラリア、10位の香港らと戦うBC3ペア戦は火ノ玉JAPANにとってはまさに2020年に向けての大きな試金石。強豪国相手にメダル圏内に食い込めるか──。
BC3は個人戦も激戦模様。6位のKEI,HO YUEN選手(香港)、7位のMICHEL,DANIEL選手(オーストラリア)、8位の高橋和樹選手(日本)らトップランカーが集結。ランキングは下位ながら世界トップクラスの実力を誇る20位のCOTIE, SPENCER選手(オーストラリア)、37位のTAHA, NURULASYIQAH MOHAMMAD選手(シンガポール)なども含めて優勝争いは混とん。第19回日本選手権トップ2の河本圭亮選手、江川拓馬選手がどこまで絡めるかにも注目です。
BC3クラスならではのち密な戦術と高精度で組み立てられたトッププレーヤーたちの試合は必見。ボッチャ好きには堪らない見ごたえのあるゲームとなること間違いなしです。

火ノ玉JAPAN BC3 江川拓馬選手 火ノ玉JAPAN BC3 河本圭亮選手 火ノ玉JAPAN BC3 高橋和樹選手
江川拓馬
個人◆BC3
団体◆BC3ペア
世界R◆-
第19回◆2位
BFR◆3位
河本圭亮
個人◆BC3
団体◆BC3ペア
世界R◆76位
第19回◆1位
BFR◆1位
高橋和樹
個人◆BC3
団体◆BC3ペア
世界R◆8位
第19回◆7位
BFR◆2位
※個人=個人戦クラス、団体=団体戦カテゴリー、世界R=世界ランキング順位、第19回=第19回日本選手権順位、BFR=ボッチャファンランキング2017-2018順位

 

ランキング1位・香港とのダブルラウンド!
火ノ玉BC4の戦いぶりやいかに!

BC4ペア戦は、世界ランキング1位の香港ペアと新生・日本ペアが2回戦を行い優勝を決めるダブルラウンド。成長著しい古満渉選手、江崎駿選手を擁する日本ペアが世界No.1を相手にどんな戦いぶりを見せるのか!? 2020年東京パラへ向け、今後を占う2試合となります。

火ノ玉JAPAN BC4 江崎駿選手 火ノ玉JAPAN BC4 高田信之選手 火ノ玉JAPAN BC4 古満渉選手
江崎 駿
個人◆BC4
団体◆BC4ペア
世界R◆77位
第19回◆2位
BFR◆4位
高田信之
個人◆BC4
団体◆BC4ペア
世界R◆81位
第19回◆3位
BFR◆2位
古満 渉
個人◆BC4
団体◆BC4ペア
世界R◆78位
第19回◆1位
BFR◆1位
※個人=個人戦クラス、団体=団体戦カテゴリー、世界R=世界ランキング順位、第19回=第19回日本選手権順位、BFR=ボッチャファンランキング2017-2018順位

 

この国・地域、選手に注目!

火ノ丸JAPAN戦士とともに、そのプレーをぜひ観てほしい注目チーム・ペア、選手を紹介しましょう。

★オーストラリアBC3ペア
MICHEL,DANIEL選手、COTIE, SPENCER選手のペアは、昨年開催されたアメリカ(BISFed 2017 Kansas World Open)とタイ(BISFed 2017 Bangkok World Open)の世界オープン大会の優勝ペア。今大会でも韓国と並んで優勝候補の筆頭。火ノ玉JAPANの最大の壁です。

★ダニエル選手(BC3 / オーストラリア)
MICHEL,DANIEL選手は個人的にも注目です。今大会参加者の中で最も重度の障害をもつ選手でありながら、間違いなく優勝候補の一人。BC3クラスならではのち密なプレーをたっぷりと見せてくれるでしょう。「ダニエル選手と日本の3選手がどこでぶつかるか。ダニエル選手の試合は全部おもしろいと思います」(村上光輝監督)。

★香港BC4ペア
強豪国が多いアジアにおいて、長年BC4の世界ランキング1位に君臨している香港も襲来。「挑戦していくつもりで頑張りたいと思います」(江崎駿選手)。これぞ世界トップのプレーを堪能しましょう。

★ウィン選手(BC4 / 香港)
BC4個人世界ランキング3位のLEUNG,YUK WING選手のプレーも見どころですね。パワー、テクニック、すべてがハイレベル。個人戦も注目です。

★マレーシアBC1/2チーム
ランキングこそ20位なれど、火ノ玉JAPANにとって脅威となりそうなのがマレーシア。「今格段に力を伸ばしてきている国。昨年のアジア・オセアニアの大会では杉村選手がマレーシアの選手に負けているし、なかなか情報もなく、つかみどころがない。不気味な存在です」(河合俊次大会実行委員長)。「レベルがものスゴク上がってきている、脅威を感じるチームです。そのチーム、選手と対戦できるのは強化にもなると思いますので、スゴク楽しみにしています」(杉村英孝選手)。日本選手との対戦が楽しみです。

 

河合俊次大会実行委員長、村上光輝日本選手団監督にもお聞きしました

■不気味な存在。でもその分、日本との試合は楽しみ。

ボッチャファン(以下BF)◆海外の選手が本気で戦ってくれる、世界レベルの試合を日本で観戦できるというのはスゴイことですね?

河合◆日本で、ガチンコの試合を、ランキングポイントの賭かる試合を生で観られるというのはファンにとってはたまらないと思います。

BF◆BC1/2の注目チームは?

河合◆BC1/2チームに関しては、杉村選手も言っていましたが、やっぱりマレーシアですね。トリッキーなことをしてくるときもあれば、逆にシンプルなときもある、つかみどころがないっていう状態なので、そういった意味ではとても不気味な存在です。でもその分、日本との試合は楽しみかなと思っています。

BF◆BC2は今大会出場国の中ではランキング最上位なので勝たないといけない。プレッシャーは大きいのでは?

河合◆そこは勝たないといけないと思ってるんで。やっぱり日本でやる以上はね。選手たちもそれは思っています。遠征に行って勝つのも大きいですけど、ホームで勝つ、日本で勝つことで日本のボッチャをもっと・・・杉村も言ってましたけど、選手がやることは結果を出すことなんで。

■世界1位の韓国、世界オープン優勝のオーストラリア・・・。

BF◆BC3は?

村上◆BC3はオーストラリアですね。昨年のカンザスオープンとバンコクオープンと両方で優勝しているんですよ。韓国とか出ていたのに優勝してるんで。

河合◆そのメンバー・・・ダニエル選手とスペンサー選手が来ますので。ベストメンバーですね。BC3に関しては、今大会に出場する6ヶ国の中では韓国がズバ抜けていて、その次がオーストラリア、香港、日本という感じですね。オーストラリアには昨年カンザスオープンで負けていますので、リベンジしたいなという思いはあります。

BF◆ライバル国の来日メンバーの顔ぶれは?

村上◆香港はベストですね。韓国はニュープレーヤーですけど、リオパラで金メダルを取った選手の、その次の選手が来るので気を抜けないですね。

河合◆ユースパラでメダルを取った選手ですし。

村上◆そういう選手を、次のパラで金を狙えるように育ててるんで・・・韓国はやっぱり強いと思いますね。

■ダニエル選手らのプレーには度肝を抜かれると思いますよ。

BF◆注目選手は?

村上◆オーストラリアのダニエル選手ですね。ダニエル選手の試合は全部おもしろいと思います。

河合◆ダニエル選手は今大会出場する中で一番障害の重度の選手かと思います。ロボットアーム使って操作するので。

村上◆ダニエル選手と日本の3選手がどこでぶつかるか──注目してほしいですね。

河合◆シンガポールのモハメド選手も侮れないですね。モハメド選手は実力的にもかなり高い。一大会出ていないのでランキングは落としていますが、それこそリオパラ金メダリストのジョン選手(韓国)とか、ギリシャのグリゴリ選手とかとも互角の勝負ができる選手なので。ダニエル選手もそうですね。BC3は本当に世界トップクラスの選手が揃っているんで、BC3のち密さ、繊細な球の配置、戦術・・・本当におもしろい試合が観られると思います。ダニエル選手とかモハメド選手のプレーには度肝を抜かれると思いますよ。「え、そこを通す!?」というのもありますし。
韓国は今回ユースで勝った選手が来ますけれども、香港には世界ランキング6位の選手、オーストラリアにはダニエル選手、シンガポールにはモハメド選手・・・どこの国にも絶対的エースがいるんですよ。各国のエースと日本の3選手・・・高橋、河本、江川がどこまで戦えるのか、ですね。

村上◆行けるかなという手ごたえはあるので、侮られない戦いはできると思うんですよ。高橋、河本、江川の3人の組んだパターンがまたおもしろんで。

■長年トップの香港と、新生JAPANがどこまで戦えるか。

BF◆BC4は?

河合◆BC4は香港と日本のダブルラウンド。世界ランキング3位のウィン選手などがいますが、そこと新たな代表である古満、江崎がどこまで戦えるのか、楽しみです。今まで香港にはコテンパンにやられているんですが、古満と江崎がペアで初めて出場した昨年のバンコクオープンのときは香港と対戦していないので。江崎はアジアユースパラで金メダルも取りましたし、古崎と江崎が個人戦で香港の2選手にどこまで肉薄できるか、楽しみなところです。

BF◆世界1位相手の実力試し?

河合◆アジアのBC4はみな強いんですが、その中で長年トップを続けている香港てスゴイと思うんですよ。その香港とどこまで戦えるか・・・本当にチャレンジだと思うんですね。ランキング的に見ても差はあるんですよ。それは認めざるを得ない事実です。ですが、チャレンジャーとして挑んで、どれだけ食い込めるか、そこを狙っていきたいなと。

BF◆個人戦は7選手?

河合◆香港3名、日本3名、韓国1名の7選手が出場するんですけれども、韓国の選手はユースの選手なんですよ。韓国はBC4でも強いんですけれども、下の世代も育ってきているんだなと。日本も古満とか江崎とか新しい選手が出てきているんですけど、他の国も出てきているので、そこはちょっと怖いですね。

BF◆2020年東京で戦っている選手たちかもしれない?

河合◆そうなんです。だから韓国の選手は不気味な存在ですし、江崎とかとの対戦は2020年東京を見据えて注目カードですね。

(取材:2018年3月5日(月))

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