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大会レポート 第1回iボッチャバリアフリー大会
若手選手の経験値アップの場として! “無差別級”の“個人戦”!
ボッチャの大会としては珍しい“無差別級”の“個人戦”の真剣勝負の場──iボッチャバリアフリー大会が、2018年12月9日(日)、東京都小平市で開催されました。
BCクラスの選手、オープン座位・立位クラスの選手、障害のない選手・・・出場した20選手は、クラスの枠を超えた熱戦を展開。ボッチャが、障害の有無や状態にとらわれず参加でき、ともに競い合える、ともに向上し合えるユニバーサルなスポーツであることを実証していました。
パラリンピックを目指す若手選手たちの強化のためにも、クラスの枠にとらわれない個人戦を行う意義は大きい──iボッチャバリアフリー大会は、今後も定期的に開催される予定です。
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大会名 | 第1回iボッチャバリアフリー大会 |
開催日 | 2018年12月9日(日) |
開催場所 | 東京都立小平特別支援学校 体育館 |
主催 | iボッチャ関東 |
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▼日頃、他のクラスの選手と真剣勝負をする機会の少ないBCクラスの選手たちにとって、障害のない選手との試合は苦戦した分、大きな経験値を得られるものとなったでしょう。上位クラスの選手との対戦による若手選手の成長。それも、今大会の大きな狙いのひとつでした。
▼ボッチャの公式クラス(BC2、BC3、BC4、オープン座位、オープン立位)の選手と障害のない選手(オープン無差別)の計20名が出場。5選手ずつの4リーグで予選が行われ、勝ち上がった各リーグ上位2選手による決勝トーナメントで優勝を争う──予選リーグ分けは抽選で。各リーグともBCクラスの選手、オープン無差別の選手が顔を揃えた、今大会のコンセプト“バリアフリー”にふさわしいリーグ分けとなりました。
▼BC3選手、BC4選手、オープン無差別3選手で戦われた予選Bリーグは5選手が2勝2敗の勝ち点で並ぶ大混戦に。優勝した田村選手、BC4の唐司選手が得失点差で決勝トーナメント進出を決めました。
▼決勝トーナメントに進出したのは、BC(3名)、オープン立位(2名)、オープン無差別(3名)の8選手。優勝を争ったのは、NECボッチャ部のエース・田村選手と、第19回日本ボッチャ選手権大会3位の実績をもつ吉永選手。ともに日々の練習量に定評のある2選手。BC2の長尾選手が3位入賞を果たしました。
■最終順位 | ||
優 勝 |
田村和秀 オープン無差別 |
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準 優 勝 |
吉永杏奈 オープン立位 |
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第 3 位 |
長尾康平 BC2 |
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▼選手は真剣勝負。各試合ともクラスの枠にとらわれない緊迫した好ゲームが展開されましたが、運営は手作り感満載、フレンドリー。勝っても負けても最後まで楽しい雰囲気の大会でした。
選手、関係者の皆さん、お疲れ様でした!