年齢や性別、障害の有無にかかわらず楽しめるユニバーサルスポーツ
ボッチャは、年齢や性別、障害の有無にかかわらず、誰もが一緒に楽しめるユニバーサルスポーツです。
もともとは脳性まひや重度の運動障害のある方々のために考案されたもので、パラリンピックの正式競技としても採用されていますが、現在は学校や会社でも、地域のイベントなどでも、障害者スポーツの枠を超えて多くの方々に愛好されています。
ルールはシンプルながら高い戦略性をもつゲームスポーツ
ボッチャの大きな魅力の一つは、ルールはシンプルでありながら、高い戦略性を求められるスポーツであるということでしょう。
ベースとなるのは、目標となる白いボール「ジャックボール」に赤、青それぞれのボールをどれだけ近づけられるかを競うことですが、ただ寄せればよいという競技ではありません。
相手のボールを弾いたり、ボールの壁を作ったり、目標となるジャックボール自体を動かしたり・・・その戦略・戦術性の高さから「床の上のカーリング」、「ボールを使ったボードゲーム」などとも称されています。
繊細なボールコントロールと綿密な戦略が勝敗を分ける──プレーしている方々だけでなく、観戦している方々も思わず熱中してしまうことでしょう。